
みたま堂は京王線の多磨霊園前か東府中からバスで10分程度の都営多磨霊園の正門近くに在ります。車で行くなら、多磨霊園は東八道路沿いなので烏山からなら甲州街道か東八道路のどちらを利用しても30分程度でしょう。
みたま堂の正式な名称は多磨霊園納骨堂で、1993年に内井昭蔵氏の設計で建てられました。
PC板で構成された、擂り鉢(すりばち)型の外壁と、納骨堂を取り囲むように配置された回廊が外観の特徴です。

正面中央の屋根の下には祭壇が設けられ、納骨堂に入らなくても、ここで線香を焚いて御参りする事が出来ます。

納骨堂へ入るには、回廊を右に進みます。
遠景だと、擂り鉢上の外壁の上にドーム型の屋根とトップライトがわずかに見ることができます。

洋風とも和風とも解釈出来そうな回廊には、小叩き仕上げの円柱と4寸角の角柱が並びます。

回廊から納骨堂を見る。

納骨堂へと続く回廊。

内部は実に幻想的な空間です。
雲とも山に咲く花にも見える、モザイクタイル?で彩られた数段の衝立の後ろが、納骨棚になっています。
擂り鉢の中央には、水盤に浮かぶように円錐の巻貝の様な美しい搭が配され
その真上のトップライトからは、薄暗い堂内に光が降り注ぎます。

無信仰な私でも、天に昇っていくような思いを、感じずにはいられません。

天国を現すような照明兼トップライトは、村野藤吾氏のデザインを思わせます。

伯父と伯母も眠る緑に囲まれたみたま堂は、祈りの場に相応しい空間を造ってくれています。
みたま堂の正式な名称は多磨霊園納骨堂で、1993年に内井昭蔵氏の設計で建てられました。
PC板で構成された、擂り鉢(すりばち)型の外壁と、納骨堂を取り囲むように配置された回廊が外観の特徴です。

正面中央の屋根の下には祭壇が設けられ、納骨堂に入らなくても、ここで線香を焚いて御参りする事が出来ます。

納骨堂へ入るには、回廊を右に進みます。
遠景だと、擂り鉢上の外壁の上にドーム型の屋根とトップライトがわずかに見ることができます。

洋風とも和風とも解釈出来そうな回廊には、小叩き仕上げの円柱と4寸角の角柱が並びます。

回廊から納骨堂を見る。

納骨堂へと続く回廊。

内部は実に幻想的な空間です。
雲とも山に咲く花にも見える、モザイクタイル?で彩られた数段の衝立の後ろが、納骨棚になっています。
擂り鉢の中央には、水盤に浮かぶように円錐の巻貝の様な美しい搭が配され

その真上のトップライトからは、薄暗い堂内に光が降り注ぎます。

無信仰な私でも、天に昇っていくような思いを、感じずにはいられません。

天国を現すような照明兼トップライトは、村野藤吾氏のデザインを思わせます。

伯父と伯母も眠る緑に囲まれたみたま堂は、祈りの場に相応しい空間を造ってくれています。


