ちとから散策

京王線、千歳烏山をテクテク歩いてみました

決してカーテンの開かない家

    去年の夏ごろ、チトカラにお洒落な住宅が完成しました。

    ガラスの家①
この写真は完成直前撮ったものです。
チトカラの街中の建物にも関わらず、2階の殆ど全てがガラス張りです。
以前に紹介した「窓も玄関もない家」とは、まるで正反対の発想で建てられているようです。

    これじゃ家の中が丸見えだなと思っていると
    ガラスの家②
1階の全てと、2階の腰壁部分までを覆うような、ガルバニウムをパンチング加工した折板が取り付けられ、窓にも白いロールスクリーンが取り付けられました。

    ガラスの家③
この目隠し壁が取り付けられて、道路からは室内が丸見えと言うわけではなくなりましたが、お向かいには3階建ての建物が建っているので、そこからは室内が良く見えてしまうと思います。

このチトカラの硝子の家が竣工したのは、去年の猛暑の頃でした。
そして初めて迎えた冬は、運悪く近年にない寒い冬となってしまいました。
特殊なガラスを使っていないこの家は、去年の夏は想像を超える暑さだったと予想され、この冬は寒さで大変なのではないでしょうか?
それに折角開放的なガラス張りのデザインにも関わらず、ロールスクリーンが上がっているところを見たことは殆どありません。( 3日に一度は前を通るのですが )

公園のように広い敷地の真ん中や、プライベートビーチにでも建っていたら、さぞや素敵な家だとおもうのですが・・・?

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コメント


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もったいない!

せっかくの素敵な家なのに、「周囲の環境を考えず建てるとこんな失敗をします」…という悪い例になってしまった建物ですね。

最近では、近隣トラブルがエスカレートして殺人や裁判が起こっているくらいですから、設計者は家の機能性やデザインに留まらず、立地や周辺環境にもきめ細やかな配慮が必要なんですね!!

家をみて、様々な考察をされている凛太郎さんのブログは、建築に対してずぶの素人の自分には、とても勉強になります(^O^)

でれすけ | URL | 2011年03月10日(Thu)00:28 [EDIT]


でれすけさんへ

この家に住んでいる方のご意見や、暮らしてみてのご感想を伺ったわけではにいので、失敗例と決めつけることは出来ませんが、この家で暮らすのは、相当の覚悟と努力と試行錯誤が必要なのは、間違いないと思います。

この家ほどではありませんが、全く日の当らない薄暗い家の建て替えで、施主の強い希望とは言え、家の中が外から良く見える建物を設計したことがあります。でも設計者の心配をよそに、施主は解放感と室内の明るさをとても喜んでおり、何時もカーテンは開かれています。

この建物の場合は、如何いう経緯で、この様なデザインになったのか、是非聞いてみたいところです。

凛太郎 | URL | 2011年03月10日(Thu)09:12 [EDIT]